ソー・ハム呼吸
ちょっと前の映画、「シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸」で
出てきましたが、ソー・ハム呼吸の記事ってあんまりない。
ですからちょっと習ったことについてちょっと書いて見ました。
やり方
両手はチン・ムドラで、ソー・ハムはマントラ(真言)で繰り返し、
胸で唱えながら呼吸します。
ソー・ハムソー・ハム、ソー・ハム.....と言う感じ。
吸気の時、ソーと唱え、空の彼方に吸い上げる。
呼気の時、ハムーと唱え、大地へ吐き下ろす。
こんなイメージで意識を中心軸沿いに移動させます。
この呼吸を結びついたマントラを、鼻、喉、腹でも
どこでもいいので感じてみます。
これを10~15回くらい実施します。
回数は絶対ではないのでお好みで。
意識の体外移動
意識を体外へと言うとギョッとされるかもしれませんが、
例えば箸で豆を掴むとき、箸の先に意識がありますし、
スコップで除雪するとき、スコップ先に意識があります。
意識を体外へ移動させていくことは、瞑想時のディヤーナのとき、
意識を広げていく。その補助的な訓練ともなります。
ソー・ハム
「ソー・ハム」「彼は私」ここで言うところの彼とは誰か?
彼は梵、ブラフマンのこと。
内藤先生は「私はそれだ」という訳を採用されていた。
梵我一如で、梵はブラフマンのこと。我は私の魂アートマン。
インドのヴェーダ的考え方。梵我一如を唱えながらという
感じでしょうか。声に出して唱えなくてもよいです。
おわりに
簡単な呼吸なのでお勧めします。
本山先生は、ソーハムについてはアジャパジャーパの行法として
著書の中で、ちらっと、こんなのもあるよ的に紹介されていました。
ただ、本山先生は気功の小周天についてやたら詳しくやっていたので、
差を感じています。
私は小周天についてはちゃんと指導を受けてたことが無いので、
人に対して指導できません。
ただ、ソーハムは小周天の代わり的におこなっているような
感じもします。