てきと~探究

心揺れる何かをてきとーに徒然と探究していきたい。

ヨガって?

一般にヨガというと変なポーズをして体操するものと
思われている。ヨガ行法の一つハタヨガのことだ。
別にハタヨガだけも健康増進に役に立つ。別にこれだけでもいいと思う。

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深遠な智慧に惹かれ、理解を深めてみたいという欲求かられてしまう。

 

さて、ヨガと呼ばれているものは何か?Wikipediaによれば
下記のように説明されていた。

古代インド発祥の伝統的な宗教的行法で、心身を鍛錬によって制御し、
精神を統一して古代インドの人生究極の目標である輪廻からの「解脱」に
至ろうとするもの(Wikipedia:ヨーガより)

 

とあった。一種の精神鍛錬、山伏みたいな感じの行法なのだろう。

 

輪廻転生、生まれ変わりがが古代では信じられていて、インドでは生きるのが

厳しかった。こんなことを何万回も繰り返してはたまらないということで、
このサイクルから離脱をはかる。これを解脱といい、この手段がヨガであった。


ヨガ公式文章のヨーガ・スートラによればヨーガとは「心の作用の止滅である」
スワミ・シバナンダ解説によれば、高い心と低い心と分け、
低い心の機能としての欲望、自意識、想像に分類し、これを停止もしくは
破壊することなのだそうだ。自我が足かせとなり苦しみなどの原因となってくる。

苦しみの原因たる自我意識を弱めれば少しは楽できる。

ちなみに高い心とは真我のこと。古い日本語で魂とでも言おうか。

 

結局いろいろ言葉で理解しても、主観の中で心を捉え、
これらを瞑想なりなんなりで体験し、腑に落として解ったと

ならなければいけない。これがインド哲学のスタンスだ。

正直なところ解脱などより、よりよく生きられればそれでよい。
より良い自己実現という感じだろうか。

それにもヨガは役に立つに違いない。

それには、ヨガをやっていくしかないかな。

 

 

参考

ヨーガ・スートラ

ヨーガとこころの科学 スワミ・シバナンダ